なぜ英語で会計を学ぶのか?
グローバル時代の到来です。大手企業が社内英語教育を強化したり、入社時や昇格時にTOEICの点数基準を設けるなど、私たち自身のキャリアや生活の身近なところで、英語力の必要性が日増しに高まっています。
一方、いざ海外に行こうとなっても、海外販路の拡大、海外工場の建設や現地企業への生産委託、あるいは現地での人材採用でも、最後は「採算が合うのか?」が必ず問われます。採算を計算するモノサシは会計です。会計力がなければ、海外でのビジネス・コミュニケーションは容易ではありません。
英語と会計はグローバル時代の2つの共通言語です。どちらも完ぺきである必要はないですが、必要最低限は話せなくてはならないグローバル言語です。そうであるなら、会計と英語を同時に学んでみてはどうでしょう。多くの会計用語は英語の方が直接的で分かりやすい表現なので、学んでいくうちに実は一石二鳥であることに気づくはずです。
プログラムの特長
- 英語で会計をコンパクトに1日で学べる
- 資料、解説、討議、使用ケース企業のすべてを完全英語で実施
- 講師は、米国公認会計士、米国MBA保有者。銀行、証券、ベンチャー企業での実務経験多数
- ビジネススクールで10年、企業内研修で年30社の教鞭をとる豊富な講師実績
- 早稲田大学院ビジネススクールでは、2006年より230名の留学生に英語で会計を指導
- 日本人講師が日本人のペースに合った英語スピードで解説
受講対象者
- 簡単なビジネス英会話は行うことのできる方
- 現在就業中、または実務経験のある方(営業、技術、経理などの職種は問いません)
※初級者、上級者対象の場合は、内容や進め方を調整します。ご相談ください。
研修の様子(動画)
「英語力×会計力」サンプル動画1
「英語力×会計力」サンプル動画2
プログラム内容
<英語>
Accounting in the English Language -Intermediate-
- Income Statement (Profit and Loss Statement)
- Flow information that videotapes corporate activities
- Reading I/S with a matrix
- Quiz: Comparing five companies and guessing which one is which
- Overview of industry averages in profitability ratios
- Introduction of % Change Calculations
- Case study of Company A
- Balance Sheet
- Stock information that snapshots corporate activities
- Three Rules in reading B/S; Big Picture, Prioritization, and Hypothesis Thinking
- Focus in analyzing accounts receivable, inventories, PP&E and accounts payable
- Evaluation of Capital Structures
- Overview of industry averages in asset efficiency ratios
- Introduction of Common-Size B/S
- Case study of Company B
- Cash Flow Statement
- Flow information that videotapes corporate C/F management
- Reading C/F on a flow basis
- FCF management with working capital investment
- Evaluation of C/F with a bankrupt company
- Case study of Company C
- Business Segment Analysis
- Analyzing Company D’s business segment
- Calculating composition ratios, ROA, ROS, ATO, Investment ratio
- Finding differences across different segments
- Comprehensive Case Study
- Analyzing Company E with financial ratios, % Change Calculations, Common-Size F/S along with its strategy
- Wrap-up and Q&A
<日本語>
1日で身につける英語力と会計力 中級編
- 損益計算書 (I/S)
- 企業活動をビデオ撮影するフロー情報
- 損益計算書はマトリクスで読む
- クイズ: 5つの企業を比較する
- 利益率の業界平均値
- 成長率計算
- ケーススタディ: A社
- 貸借対照表 (B/S)
- 企業活動を写真撮影するストック情報
- B/Sを読むための3つの基本原則:大局観、優先順位、仮説思考
- 売掛金、棚卸資産、有形固定資産、買掛金の分析の切り口
- 資本構成を評価する
- 資産効率性の業界平均値
- 百分率貸借対照表
- ケーススタディ: B社
- キャッシュフロー計算書(C/F)
- 企業のキャッシュフロー動向をビデオ撮影するフロー情報
- CF計算書はフローで読む
- 運転資金管理に基づくFCFマネジメント
- 倒産企業のC/Fを分析する
- ケーススタディ: C社
- 事業セグメント分析
- ケーススタディ: D社
- 構成比、ROA、ROS、ATO、投資比率を計算する
- 事業セグメントごとの違いを評価する
- 総合ケース・スタディ
- ケーススタディ: E社
- 会計指標分析、成長率計算、百分率財務諸表を用いて、経営戦略と共に考察する
- まとめとQ&A