企業価値の算定を最終的なゴールとして、企業価値の意義と算定手法を習得します。

投資の意思決定の手法となるNPV法、IRR法について、算定方法と共通点・相違点を学びます。

国内のM&A事例、ケースメソッドの討論を通して、ファイナンス理論を現場での活用へと発展させます。

 

プログラム・スケジュールの例

時間 1日目 2日目
AM

<アカウンティングの振り返り>

クイズ形式でクラスを進行し、解説を加える
インタラクティブなやり取りを通して、レベル感の統一を図る
・損益計算書(P/L)の構造と読み方
・貸借対照表(B/S)の構造と読み方
・CF計算書の構造と読み方

<事業価値を算定する>

アカウンティングからファイナンスへの橋渡し ~フリーキャッシュフロー(FCF)の算出 / 減価償却を足し戻す意義 / 運転資本の考え方 / 割引率はCAPMとWACCで求める / 借り入れによる節税効果 / 事業価値の算定 / 企業価値算定への発展

<M&AとValuation>

M&Aの種類とvaluation / 直近の大型M&Aに見るvaluationの妥当性

PM

<コーポレート・ファイナンス 導入>

コーポレート・ファイナンスとは / コーポレート・ファイナンスの重要性の高まり / アカウンティングとファイナンスの比較 / 投資の意思決定 / 様々なバリュエーション手法

<投資の意思決定手法>

収益還元法 / 時間的な価値の意味合い / DCF(Discounted Cash Flow)法 / 内部収益率法(IRR) / 回収期間法 / 割引率とリスクの関係性

<ケーススタディ:経営戦略と数値予測に基づく価値算定について、ディスカッションの上で意思決定を行う>

・ハーバードビジネススクール、慶應義塾大学ビジネススクール ケースを使用
・その他、講師オリジナルケース(含むカスタマイズ)、自社の株価算定(Valuation)の実施も可能

<全体のまとめ / 質疑応答>